陸上男子やり投げで8月の世界選手権に出場したディーン元気が11日、東京都内で練習を公開し、出場すれば2012年ロンドン五輪以来、3大会ぶりとなる来夏のパリ五輪に向け「五輪の舞台は久しぶりすぎるが、そこまでの過程を楽しんでやっていきたい。自分のやるべきことに集中して、マイペースにやっていく」と自然体で意気込みを語った。
9位だったロンドン五輪後はけがなどに苦しみ、過去2大会は代表を外れて「悔しい思いをした」と語る。昨年の世界選手権で決勝に進出したが、今夏は予選敗退。その反省を胸に冬場の強化に励む。31歳のベテランは「8月にピークを持っていけるように調整したい」と決意を口にした。