日航の新たな国際線主力機となるエアバスA350―1000型の初号機が15日、羽田空港に到着した。低燃費で座席の快適性を高めたのが特徴。日航の国際線主力機の更新は約20年ぶりで、2024年1月24日から羽田―米ニューヨーク線で就航する。
到着した初号機が格納庫にお目見えすると、日航の社員ら約100人が拍手で出迎えた。
日航によると、座席数は計239席。ファーストクラスとビジネスクラスには扉を設け、世界で初めて座席上部のヘッドレストにスピーカーを内蔵。ベッドの長さは2メートル前後を確保した。
04年7月就航のボーイング777―300ER型と入れ替え、5年程度で計13機を導入予定。