日本体操協会は15日、東京都内で理事会を開き、体操男子の橋本大輝(22)=順大=を来夏のパリ五輪代表に選出した。同競技で決定第1号。個人総合と種目別鉄棒の金メダルに輝いた2021年東京五輪に続き、2大会連続の出場となる。
千葉県出身の橋本は今秋の世界選手権で3冠を達成。日本協会は個人総合2連覇を特に評価し、鹿島丈博副会長は「五輪でも高得点が非常に期待できる」と選考会前に選出した理由を語った。
体操は男女ともに団体総合の出場権を獲得済みで、代表は各5人。男子は来年4月の全日本選手権の得点を持ち点に争う5月のNHK杯で上位2人を選び、残り2人はチーム貢献度で選出する。