【ニューヨーク共同】米大リーグで大谷翔平の新天地がドジャースに決まり、11月にフリーエージェントとなって以降、水面下で進められてきた交渉の舞台裏を米メディアが報じている。
スポーツ専門局「ESPN」は、ドジャース側の秘策を伝えた。大谷がメジャー移籍を目指した2017年、NBAのスター選手で、同じロサンゼルスに本拠を置くレーカーズの故コービー・ブライアントさんが「勝つために、ドジャース以上にふさわしい球団はない」と呼びかける秘蔵映像を用意していた。
6年の時を経て交渉の場で披露。大谷は「今回の交渉全体を通してハイライトの一つだった」と述べ、決断を後押ししたようだ。