京都市下京区の西本願寺と東本願寺で20日、年末の恒例行事「すす払い」があった。僧侶や門信徒らがお堂の畳をたたいて1年間のほこりを落とし、新年を迎える準備を整えた。
西本願寺では300人が参加。御影堂では午前7時ごろから、両手に持った竹の棒でバチバチと勢いよく畳をたたいた。舞い上がったほこりを、大きなうちわであおぐなどして外に出した。
東本願寺でも多くの人が大きな音を立てて畳をたたいた。すす払いは、1年を無事に過ごせた喜びを表す伝統行事。本願寺中興の祖・蓮如の時代から500年余り続いている。
共同通信 2023年12月20日 10時44分
京都市下京区の西本願寺と東本願寺で20日、年末の恒例行事「すす払い」があった。僧侶や門信徒らがお堂の畳をたたいて1年間のほこりを落とし、新年を迎える準備を整えた。
西本願寺では300人が参加。御影堂では午前7時ごろから、両手に持った竹の棒でバチバチと勢いよく畳をたたいた。舞い上がったほこりを、大きなうちわであおぐなどして外に出した。
東本願寺でも多くの人が大きな音を立てて畳をたたいた。すす払いは、1年を無事に過ごせた喜びを表す伝統行事。本願寺中興の祖・蓮如の時代から500年余り続いている。