【ロンドン共同】欧州連合(EU)司法裁判所は21日、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)が強豪12クラブによる欧州スーパーリーグの発足を阻止したことが、EU競争法(日本の独禁法に相当)に違反すると発表した。
同リーグは2021年4月にレアル・マドリード(スペイン)やマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)などが創設を発表。FIFAやUEFAが参加クラブや選手に厳罰を科す方針を示すなど各方面から猛反発を受け、大半のクラブが数日以内に撤退した。
司法裁判所はFIFAとUEFAが新リーグ発足を阻んだことが「強い立場の乱用」に当たると判断。