【ロサンゼルス共同】米大リーグ機構は21日、来季に向けたルール改正を発表し、投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」で、走者がいる場面での時間制限が20秒から18秒に短縮されることになった。無走者での15秒は変更しない。
首脳陣らがマウンドに行ける回数を5度から4度に減らすことなども決まった。メジャーでは今季、ピッチクロックの導入で1試合の平均時間が短くなったが、4月から9月にかけて7分延びたこともあり、スピードアップを目指す。
打者が打席から一塁まで駆けやすくするため、走路を内側に拡大することも定められた。新ルールはキャンプから導入され、ポストシーズンでも適用される。