関西大の宮本勝浩名誉教授は22日、米大リーグで2度目のアメリカン・リーグMVPに輝いた大谷翔平がドジャースに移籍したことによる2024年の経済効果が、約533億5200万円に上るとの試算を発表した。エンゼルスに在籍した今年の計算を約29億円上回るとしている。
大谷がドジャースと結んだ10年7億ドル(約1015億円=為替レートは入団合意時)の契約は、約97%が後払いで、24年は約3億円しか支払われないが、ドジャースは観客数が多い人気チームであることに加え、大谷の個人的魅力によってスポンサー契約料、球場への広告料、放映権料、グッズの売り上げや、日本からの応援ツアーが増加すると予想した。