来年のパリ五輪代表選考につながるレスリングの全日本選手権第2日は22日、東京・代々木第二体育館で行われ、男子フリースタイル86キロ級は4大会連続五輪出場を目指す高谷惣亮(拓大職)と世界選手権代表の石黒隼士(自衛隊)がともに2試合に勝ち、23日の決勝に進んだ。
男子グレコローマンスタイル87キロ級決勝で阪部創が杭州アジア大会3位の角雅人(ともに自衛隊)を破り、来年のパリ五輪アジア予選、世界最終予選の出場権を得た。同97キロ級の仲里優力(佐賀県スポーツ協会)、同130キロ級の奥村総太、男子フリースタイル125キロ級の山本泰輝(ともに自衛隊)も優勝し、五輪予選の出場を決めた。