7月に日本相撲協会を退職した先代二所ノ関親方(元大関若嶋津)の日高六男さん(66)が22日、東京都内のホテルで「感謝の集い」を開き、弟子だった幕内一山本や部屋を引き継いだ放駒親方(元関脇玉乃島)ら約400人が出席した。
日高さんは現役時代に「南海の黒ひょう」と呼ばれ、優勝2回を記録。師匠としては小結松鳳山らを育て、昨年1月の定年以降は再雇用の「参与」で協会に残っていた。この日は元人気歌手で妻のみづえさんや家族と壇上に立ち「(入門から)48年、おかげさまで関取も育てることができました」と感慨に浸った。