サーフィン男子で2021年東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(木下グループ)が23日、横浜市内で資生堂が主催した自然保護がテーマのイベントに登場し、約70人の子どもたちに「一人一人が1%でも、海をきれいにする行動を重ねることが大切」とメッセージを送った。
同社とは19年から海洋保全活動に取り組んでおり、この日は今年8月にパリ五輪会場のタヒチ(フランス領ポリネシア)でサンゴを移植した様子も紹介された。「来年の五輪で波に乗る前に、サンゴが大きくなっているか見るのが楽しみ」と笑顔で語り「金メダルを取ることも大切だけど、海を守ることはもっと大事」と訴えた。