日本相撲協会は25日、大相撲初場所(来年1月14日初日・両国国技館)の番付を発表し、番付表に載った力士数は599人となり、1979年春場所(585人)以来45年ぶりに600人を下回った。過去最多は「若貴ブーム」に後押しされた94年夏場所の943人。少子化などの影響による新弟子不足が浮き彫りとなった。
今年の新弟子検査合格者は53人。年6場所制となった58年以降では2012年の56人を下回り、最少を記録した。
相撲協会は新弟子増加に向け、初場所の新弟子検査からは体格基準を事実上撤廃。身長167センチ以上、体重67キロ以上に満たない志望者は、運動能力テストで合否を判定する。