ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦の前日計量が25日、横浜市内で行われ、2団体王者で史上2人目の2階級での4団体王座統一を狙う井上尚弥はリミットより100グラム軽い55.2キロ、もう1人の2団体王者のマーロン・タパレス(フィリピン)は55.0キロでクリアした。
昨年12月にバンタム級で4団体王座を統一。階級を上げて2戦目となる30歳の井上尚は計量後ににらみ合った後、タパレスに握手を求めた。「ばっちり。前回よりスーパーバンタム級にかなりフィットしている」と手応えを語った。
31歳のタパレスは体重超過して王座を剥奪されたことがある。この日は一度でパスし、ほっとした表情だった。