卓球女子の平野美宇が25日、東京都内で取材に応じ、パリ五輪シングルス代表の2枠目を伊藤美誠と争う選考レースが決着する全日本選手権(来年1月22~28日・東京体育館)へ「(五輪に)絶対に行くんだという強い気持ちを持って戦いたい。自分のプレーをするのが一番大事」と抱負を語った。
東京五輪は僅差でシングルス代表を逃した平野は今回の選考ランキング2位につけ、3位の伊藤を選考ポイントで34.5点リードしている。困難を克服できれば青空を望めることを意味する「雲外蒼天」と色紙にしたため「試合でうまくいくことも、いかないこともあるけど、いい結果が待っていると信じて戦いたい」と話した。