巨人は25日、練習拠点としている川崎市のジャイアンツ球場に隣接して新設した寮を報道陣に公開した。これまでの寮は球場から約2キロ離れていたが、生活とトレーニングの場が一体化。山口寿一オーナーは「選手はいつでも好きなだけ練習できる」と期待を込めた。
約1億5千万円かけて機材をそろえた動作解析室では、投球フォームなどをあらゆる角度から撮影してすぐに確認したり、ボールの回転数を計測したりすることが可能。寮内の一角には現役時代の長嶋茂雄氏と王貞治氏の打撃シーンの特大写真が飾られ、その前で素振りができるスペースも用意されている。