腰痛などで3場所連続休場中の大相撲の横綱照ノ富士が26日、初場所(来年1月14日初日・両国国技館)での復帰へ意欲を示した。東京・両国国技館での力士会後、出場に向けて調整していることを認め「できることをやっている」と語った。
この日は部屋の餅つき行事で稽古は休み。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は現時点の見解として出場の方針を示唆した。横綱は力士会の開始前には、大関霧島らと談笑するなど明るい表情を見せていた。
32歳の照ノ富士は、途中休場した7月の名古屋場所で腰痛が悪化。翌場所から2場所連続全休し、横綱在位14場所で休場8度と精彩を欠く。今月24日までの冬巡業は全休した。