立命大は26日、飛び込みで数々の五輪代表を育てた馬淵崇英氏(60)を監督として「滋賀・立命館ダイビングクラブ」を来年1月に設立すると発表した。拠点とする滋賀県草津市立プールが来年開業すれば、馬淵氏がJSS宝塚で指導したパリ五輪代表の玉井陸斗(17)荒井祭里(22)らも新クラブに加わる見込み。
中国出身の馬淵氏はJSS宝塚で長くコーチを務め、今年10月に定年退職。夏季五輪の日本勢最多に並ぶ6大会に出場して9月に引退した寺内健さん(43)らを育成した。
草津市立プールは2025年国民スポーツ大会の水泳会場として新設され、通年利用可能な国際規格の飛び込み台を備えている。