横綱昇進へ出直しの大関貴景勝が27日、東京都内で報道陣の取材に応じ「今年は2度優勝したが、休場やかど番もあった。上から下へ突き落とされ、精神的に耐えることが多い1年だった」と語った。
この日は若者に人気のアパレルブランドを展開する企業からの化粧まわし贈呈式に出席。ふわりとした素材でクマが立体的に刺しゅうされ「斬新なデザイン。恥ずかしくない相撲を取りたい」と上機嫌だった。
休場が2場所を数えた今年の経験を反省し、けがをしない体づくりを最重要視する。初場所に向け「優勝しないと綱とりはやってこない。また優勝を目指していく」と意欲的だった。