日本相撲協会は27日、鶴竜親方(38)=元横綱、本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身=が年寄「音羽山」を襲名し、同日付で陸奥部屋から独立して音羽山部屋を創設したことを発表した。持ち回り理事会で承認。三段目鋼ら力士2人、特等床山の床鶴が陸奥部屋から移籍する。所在地は東京都墨田区向島。モンゴル出身4人目の師匠で、相撲部屋は45になった。
音羽山親方は2001年九州場所で井筒部屋から初土俵を踏み、もろ差しでの速攻を得意とした。14年春場所後に第71代横綱に昇進し、21年春場所限りでの現役引退まで優勝6度を記録。横綱は引退から5年間はしこ名のまま親方になる資格がある。