世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチ(31日・大田区総合体育館)の調印式が29日、東京都内で開かれ、初防衛を目指す王者の井岡一翔(志成)は「大事な一戦。できればKOで勝ちたい」と意欲を語った。同級6位の挑戦者、ホスベル・ペレス(ベネズエラ)は「タイトルはいただく」と気合十分だった。
26日にスーパーバンタム級の井上尚弥(大橋)が2階級目の世界主要4団体王座統一に成功。世界戦勝利数で日本選手最多の21で並ばれた井岡は再び単独トップの座が懸かる試合にも「気にしていない。勝利すれば自然と残されていく記録」と気負いはなかった。