大相撲初場所(来年1月14日初日・両国国技館)で大関昇進に挑む関脇琴ノ若が30日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋での稽古後に取材に応じ「上を狙っていかないといけないし、優勝も目指さないといけない」と新年への決意を示した。
この日は幕内琴勝峰と15番取って9勝6敗。立ち合いで鋭く踏み込み、馬力で圧倒する相撲もあった。今年は三役で6場所全て勝ち越しだったが「全勝優勝したわけではないし、今はまだ途中なので。満足度は30~40%くらい。10勝、11勝とベースを上げていきたい」と貪欲に話した。
31日に年内の稽古を納め、年明けは3日に始動する予定だ。