世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチ(大田区総合体育館)の前日計量が30日、東京都内で行われ、王者の井岡一翔(志成)、同級6位の挑戦者、ホスベル・ペレス(ベネズエラ)はともにリミットより0.1キロ軽い52.0キロでクリアした。
初防衛が懸かる34歳の井岡は「いい勝ち方で今年最後の日を盛り上げたい」と抱負を話した。勝利のポイントには「状況判断」を挙げた。
両者とも穏やかな表情で声に張りもあり、順調な仕上がりをうかがわせた。28歳のペレスは「(状態に)パワーを感じている。素晴らしい試合を見せたい」と王座奪取を誓った。