来年元日の全日本実業団対抗駅伝(群馬県庁発着=7区間、100キロ)の区間オーダーが30日に発表され、3連覇を狙うホンダはパリ五輪代表選考会MGCを制した小山直城を6区に置いた。
3大会ぶりの頂点を目指す富士通は1万メートルで今月に日本新記録を樹立した塩尻和也を、昨年3位のトヨタ自動車は田沢廉をともに3区に配置。GMOインターネットグループの一員として出場する東京五輪マラソン6位の大迫傑は6区を走る。
30日には前橋市内で有力選手が記者会見し、小山は「チームとして一番大切な試合」と気合を入れた。群馬出身の塩尻は地元での大会で「走りを通して元気を与えられれば」と意気込んだ。