全日本実業団対抗駅伝は1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間、100キロに41チームが参加して行われ、トヨタ自動車が4時間49分2秒で8年ぶり4度目の優勝を果たした。パリ五輪マラソン代表の小山直城を擁し、3連覇を狙ったホンダは2分9秒差の2位だった。
トヨタ自動車は今回から一部区間の距離が変更されて最長となった2区の太田智樹が区間1位の走りでトップに浮上。5区の田中秀幸らも区間賞を獲得するなど、着実に差を広げて快勝した。
旭化成が3位、黒崎播磨が4位。東京五輪マラソン6位のプロランナー、大迫傑が6区を走ったGMOインターネットグループは8位だった。