競泳男子の瀬戸大也(CHARIS&Co.)が3日、埼玉県坂戸市で練習を公開し「今年で30歳になるので、現役生活も後半にさしかかっている。勝負の年。パリ五輪で過去の記録を超えたい」と新年の抱負を語った。
昨秋から拠点にしているオーストラリアは年末年始の練習がないため、日本に戻って体を動かしている。現地ではスタートやターン後の潜水の重要性について指導を受けているそうで、この日も長く潜ることを意識しながら泳ぎ込んだ。
3月の五輪代表選考会の前に、ドーハで2月に開催される世界選手権に出場する。「(得意の個人メドレーは)自己ベストに近いタイムで泳いで、五輪につながる結果を出せれば」と意欲を口にした。