パリ五輪に向けたレスリング日本代表の強化合宿が4日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで始まり、女子50キロ級で2連覇を目指す須崎優衣は「人生を懸け、パリで金を取るために生きていきたい」と決意を示した。
須崎はザグレブ・オープン(10~14日)で今年の初戦を迎え「圧勝して最高の形でスタートを切りたい」と意気込んだ。
女子53キロ級で130連勝中の藤波朱理は同57キロ級の桜井つぐみらと打ち込みに励み「楽しみな気持ちでいっぱい」と大舞台を心待ちにした。
東京五輪男子グレコローマンスタイル60キロ級銀メダルの文田健一郎は「後悔がないようにパリへ準備をする」と話した。