パリ五輪で初採用されるブレイキン(ブレイクダンス)でメダル獲得の期待がかかる女子の湯浅亜実(ダンサー名・AMI)が5日、川崎市内で取材に応じ「(注目度の高さに)惑わされないように。自分の練習に集中したい」と平常心を強調した。2019、22年の世界選手権覇者で、昨年の杭州アジア大会は銀メダルだった。5、6月に五輪出場を争う「予選シリーズ」を控える。
湯浅と、既に五輪出場を決めている男子の半井重幸(SHIGEKIX)は川崎市の新年の行事でダンスを披露。半井は五輪へ向け「楽しさや魅力を伝える機会が広がるのかなとワクワクする」と明るく話した。