ロッテの荻野貴司外野手が6日、ZOZOマリンスタジアムで練習を公開し、15年目となるシーズンへ意欲を語った。昨季はけがもあって50試合の出場にとどまっただけに「数字の目標はないけど、常に出られる準備はしたい」と一年通しての貢献を期した。
38歳と年齢を重ね「可動域は、サボるとどんどん動かなくなる感覚がある」と股関節や胸回りを大きく動かすストレッチなどを入念に行う。走る動作もまだ全力では行わず、2月のキャンプへ向けて慎重に強度を上げていく考えだ。
今季は若手と外野の定位置を争う立場。「外野手全員が競い合って、レベルを高めていければいい」と冷静に話した。