腰痛などで3場所連続休場中の横綱照ノ富士は6日、東京都墨田区の宮城野部屋での伊勢ケ浜一門の連合稽古に参加し、同じ伊勢ケ浜部屋の幕内宝富士、十両錦富士と8勝1敗だった。初場所(14日初日・両国国技館)の出場について「そうでなければ、稽古できていない。頑張る」と前向きな姿勢を強調した。
あえて相手に攻めさせるなど、足腰の状態を確認しながらの内容だった。以前と比べて下半身は細くなった印象で、古傷を抱える膝を気にする場面もあった。昨年12月の冬巡業を全休して復活を目指している一人横綱は「できる治療を重ねてきた。場所までどうもっていけるかが勝負」と緊張感を漂わせた。