大相撲初場所(14日初日・両国国技館)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が7日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で行われ、横綱昇進を狙う大関霧島が時津風一門から2日連続で参加し、大関昇進が懸かる関脇琴ノ若や豪ノ山らに12勝5敗だった。「力を出していい稽古ができた」と納得した。
霧島は琴ノ若と3勝2敗。もろ差しで寄り切る一方、右差しの相手の出足に屈する場面もあった。「負けないように、壁にならないといけないという気持ちだった。琴ノ若は今場所が楽しみ」と刺激を受けていた。サポーターを施した右肘の痛みで番数は少なかったが「大丈夫」と話した。
琴ノ若は霧島、小結高安らと17番で11勝した。