レスリングでパリ五輪女子50キロ級代表の須崎優衣(キッツ)が11日、今年初戦となるザグレブで行われたザグレブ・オープンで優勝し、東京五輪に続く金メダル獲得へ好スタートを切った。
24歳の須崎は全5試合をフォールとテクニカルスペリオリティーで圧勝。決勝では昨年の世界選手権3位の馮紫キ(中国)を10―0のテクニカルスペリオリティーで退けた。全試合を通じての失点は2だけ。中学時代の2014年に国際大会に初出場して以来、海外勢への無敗を保っている。
昨年の世界選手権を制し、パリ五輪代表を決めた。レスリングの日本勢でただ一人、連覇の可能性がある。(共同)