ボクシングの女子トリプル世界戦10回戦は12日、東京・後楽園ホールで行われ、世界ボクシング協会(WBA)、世界ボクシング機構(WBO)アトム級は挑戦者の松田恵里(チーム10カウント)が王者の黒木優子(真正)に2―1の判定で勝ち、2団体統一王者となった。
国際ボクシング連盟(IBF)アトム級は挑戦者の山中菫(真正)が王者の岩川美花(姫路木下)を3―0の判定で破り、王座奪取に成功。男子の元世界ミニマム級チャンピオンの山中竜也(真正)に続き、日本で初めて兄と妹で世界王者になった。
WBOスーパーフライ級王者の昼田瑞希(三迫)はパク・ジヒョン(韓国)を6回1分45秒TKOで下し、2度目の防衛を果たした。