北朝鮮の朝鮮中央通信は13日、対韓国政策の担当部門が12日に決起大会を開いたと報じた。金正恩朝鮮労働党総書記が昨年12月の党重要会議で韓国を「敵対国」と位置付けた政策転換を受け、2000年の史上初の南北首脳会談後に発足した「南北共同宣言実践北側委員会」などの組織を再編すると表明した。
再編対象は、ほかに北朝鮮の対韓国窓口団体「民族和解協議会」や、「祖国統一汎民族連合」など。決起大会には「対敵部門」の幹部らが参加した。韓国政府が北朝鮮の「政権崩壊」と「吸収統一」を求めてきたとし、今後は「軍事行動に歩調を合わせる」と主張した。