【ドーハ共同】イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘開始から100日目となった14日、カタールで開催されているサッカーのアジア・カップでパレスチナが1次リーグC組初戦に臨んだ。強豪イランに1―4で敗れたが、試合前には多くの犠牲者を悼んで黙とうがささげられた。ダブーブ監督は「会場の雰囲気は素晴らしかった」と感謝した。
サウジアラビアなどで合宿を積んできたチームは実戦不足の不安があったという。立ち上がりから動きが重く失点を重ねたものの、前半終了間際に意地の1点を返す。FKから頭でねじ込んだセヤムは天を仰ぎ、感極まって涙を拭った。