ボクシングの世界ライトフライ級2団体王者の寺地拳四朗(BMB)に挑む世界ボクシング協会(WBA)同級1位のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)が16日、タイトルマッチ(23日・エディオンアリーナ大阪)に向けた練習を東京都内で公開し「KOで勝ちたい。全てを出し切ってベネズエラにタイトルを持ち帰る」と自信を示した。
この日は軽いシャドーボクシングなどの内容。標高2500メートルの地で1カ月、練習をこなすなどしてきた。30歳の元世界王者は日本選手との対戦で2勝1分け。「日本選手は強いという印象。いい試合を見せたい」と落ち着いた口調だった。