バスケットボール3人制女子の日本代表候補の合宿が17日、東京都内で報道陣に公開された。能登半島地震の被災地、石川県出身の宮下(トヨタ自動車)は「(白山市の)実家は被害はなかったが、地震が続いている状況で心配。一生懸命プレーし、見ている人が頑張ろうと思えるようにしたい」と決意を口にした。
日本は5月に宇都宮市で開催される予選などでパリ五輪出場権の獲得を目指す。福島県出身の高田(ENEOS)は「(被災地の人々に)自分たちが何ができるかと言ったらバスケットで元気を与えられる。パリへの切符を取るのが目標。点を取ることにフォーカスしたい」と意気込んだ。