阪神の西勇輝投手が17日、沖縄県宜野座村で自主トレーニングを公開し、捕手を立たせて投球するなど順調な調整ぶりを見せた。8勝にとどまった昨季は2軍に落ちた時期もあり「例年よりローテーションの疲れはない」という。巻き返しを期すプロ16年目へ「去年は深く沈んだので、今年は高く飛ぶ」と宣言した。
股関節周りの強化に努め、手応えを感じているという。通算1500奪三振、2千投球回の大台到達も射程圏の今季。先発ローテーションを巡る争いをにらみ「『西さんの記録を達成させない』というような若手が出てきたりとか、いい競争心でみんなと戦いたい」と突き上げも待ち望んだ。西純矢投手も共に練習した。