「青森ねぶた祭」で町を練り歩く武者灯籠「ねぶた」に使われた彩色和紙を活用した、一点物のスキー板の受注販売が始まった。PR事業を手がける「リーシュ」(東京)が地元企業と合同で企画し、職人のハンドメードで25万円。同社の井上慶代表は「夏の熱気を吸ったねぶたに新たな命を持たせた。通年で魅力を発信したい」と語る。
ねぶた師がデザインし、ねぶたから切り出した和紙を板の上に敷き、特殊なシートを貼って仕上げる。廃棄予定のものを別製品で再利用する「アップサイクル」の一環でもある。
「ねぶたスキー」と名付け、赤と黒の2色。注文は専用サイトから。デザインの相談も可能な範囲で応じるという。