2月2日開幕の世界水泳選手権(ドーハ)で、アーティスティックスイミング(AS)チームのパリ五輪出場権獲得を目指す日本代表が19日、東京アクアティクスセンターでエキシビションを行い、石川県白山市出身で帰省中に能登半島地震にあった木島萌香(井村ク)が「被災者の方々にいい報告ができるように、世界水泳やパリで頑張らないといけない」と意気込んだ。
強い揺れを味わったものの、家族や親族は無事だったという。この日は優勝できずにパリ切符を逃した昨年の杭州アジア大会から、リフトなどの難易度を上げたテクニカルルーティン(TR)とアクロバティックルーティン(AR)を披露した。