車いすバスケットボールのパリ・パラリンピック予選を兼ねたアジア・オセアニア選手権は19日、バンコクで行われ、2021年の東京パラで銀メダルを獲得した男子の日本は準決勝でイランに48―63で敗れ、パリ・パラ出場を逃した。今大会で与えられる出場権は優勝国の1枠のみで、4月の世界最終予選に回る2位にも届かなかった。
男子の日本は初出場した1976年トロント大会からの連続出場が12で途絶えた。男子の総出場枠は8。東京パラの12から減少し、狭き門となっていた。
日本は前半を26―25で折り返したが、後半に突き放された。
女子の日本は決勝進出。出場権を懸けて20日に中国と対戦する。