2月にドイツで開幕する第74回ベルリン国際映画祭事務局は22日、最高賞の金熊賞などを競うコンペティション部門に、フランスのブリュノ・デュモン監督の映画「ザ・エンパイア」などが選出されたと発表した。日本作品は選出されなかった。同部門にはほかに、モーリタニア生まれのアブデラマン・シサコ監督や韓国のホン・サンス監督らの作品が選ばれた。
話題の映画を取り上げるベルリナーレ・スペシャル部門では、安部公房の小説を永瀬正敏さん主演で実写化した「箱男」(石井岳龍監督)が上映される。
コンペ部門の審査員長はケニア育ちの俳優、映画監督のルピタ・ニョンゴさんが務める。