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被災地で防犯カメラの運用開始 警察保有、避難所や住人不在地域

共同通信 2024年1月23日 17時0分

 警察庁は23日、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市など県内3市4町で、警察が保有する防犯カメラ計50台の運用を開始したと明らかにした。避難所や、住民避難による空き家が多い地域を中心に設置。県内では地震発生から21日夕までに、空き巣などの犯罪が29件確認されており、震災に便乗した犯罪を抑止する狙い。

 約160人の避難者が身を寄せる珠洲市の市立蛸島小では、正面玄関を撮影する防犯カメラ1台が設置された。河元智志校長は「子どもたちの登校も始まった。みんなの安心安全につながる」と喜んでいた。

 警察庁によると、カメラは県警や各地の警察のものを活用した。

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