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障害者差別投稿に賠償命令 60万円、地裁「ヘイトに該当」

共同通信 2024年1月24日 11時58分

 骨が変形する病気により歩行困難などの重度障害がある前橋市の男性(48)が、インターネット上の差別投稿で名誉を傷つけられたとして、投稿者の男性に約195万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、前橋地裁(田中芳樹裁判長)は24日、60万円の支払いを命じた。「障害者を差別するヘイトスピーチに該当する」と認定した。

 原告は「脊椎骨端異形成症」を患う兵藤一晶さん。判決によると、兵藤さんが2022年4月、24時間の訪問介護を求めて前橋市を提訴したとの報道を受け、愛知県に住む投稿者の男性は匿名掲示板「5ちゃんねる」に「生かしておく理由がない」などと書き込んだ。

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