カナダ・パラリンピック委員会は24日、今夏のパリ・パラリンピックから、表彰台に上がった選手の報奨金を五輪と同額にすると発表した。金メダルに2万カナダドル(約220万円)、銀は1万5千カナダドル、銅には1万カナダドルが与えられる。パリ大会以降も五輪と同額になるという。
カナダ・パラ委のマークアンドレ・ファビアン会長は「カナダのパラスポーツにとって歴史的な日」との談話を出した。
東京大会のパラ競泳女子で金メダルに輝いたオレリ・リバールは「スポーツの枠を超えたニュース。パラと五輪のメダルに同じ価値があると捉える大きな一歩だと思う」と述べた。