第43回大阪国際女子マラソン(28日・ヤンマースタジアム長居発着)の有力選手が26日、大阪市内で記者会見し、過去3度優勝の松田瑞生(ダイハツ)は「4年前(東京五輪に)手が掛かった瞬間に落ちたので、リベンジを」と語った。東京五輪に出場した前田穂南(天満屋)も「目標はアレ(優勝)」と今夏の五輪をにらんだ。
今大会か3月の名古屋ウィメンズで日本陸連の設定タイム(2時間21分41秒)を突破した最速選手がパリ五輪代表の残り1枠に選ばれる。松田は2020年大会で設定タイムを破り優勝したが、名古屋を日本人国内最高の2時間20分29秒で制した一山麻緒に代表の座を奪われた。