国内フリーエージェント権を行使してソフトバンクに加入した山川穂高内野手が27日、福岡県筑後市のファーム施設で自主練習を公開した。昨季は不祥事を起こし「僕にできる一番のことは本塁打を打つこと。その姿を見てほしい」と真剣な表情で話した。
1月1日に日付が変わった瞬間に「また一からスタートしたい」とバットを振った。オフは東京や栃木など転々としながら打撃練習を中心に鍛錬した。昨季西武で17試合出場にとどまった実戦感覚は「普通のシーズンでも3カ月近くは離れて感覚はゼロになる」と状態の良さを強調。27日はマシンを相手に力強い打球を飛ばした。
2月の春季キャンプは主力中心のA組からスタートする。