【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は28日、北朝鮮が午前8時(日本時間同)ごろ、東部の咸鏡南道新浦付近の海上で、巡航ミサイル数発を発射したことを確認したと明らかにした。米韓両軍が軌道や飛距離など詳細を確認している。
北朝鮮のミサイル総局は24日に黄海上で巡航ミサイルを発射。兵器体系の「不断の更新」を図るとしていた。新浦には潜水艦基地があり、昨年3月中旬に近海の景浦湾で潜水艦から戦略巡航ミサイルを発射した。同9月には「戦術核攻撃潜水艦」の進水式が新浦で行われたとみられている。
巡航ミサイルは低空を飛行し、探知が困難とされる。