卓球の全日本選手権最終日は28日、東京体育館でシングルスが行われ、2年連続同カードとなった男子決勝は張本智和(智和企画)が3連覇を狙った戸上隼輔(明大)に4―3で逆転勝ちし、6大会ぶり2度目の優勝を遂げた。
女子決勝は早田ひな(日本生命)が15歳の張本美和(木下アカデミー)に4―0で快勝し、2大会連続3度目の優勝を果たした。張本美は同種目の史上最年少優勝はならなかった。
パリ五輪シングルス代表男女各2枠の選考レースが終わり、男子は張本智と戸上、女子は早田と平野美宇(木下グループ)が代表入りを確実とした。五輪の団体要員の男女各1人は日本協会の強化本部が決め、2月5日に発表される。