名張毒ぶどう酒事件の最高裁決定は裁判官5人中4人の多数による結論だったが、行政法学者出身の宇賀克也裁判官は「再審を開始すべきだ」との意見を述べた。同事件の再審請求審で、最高裁で再審開始を認める意見が出たのは初めて。