日本相撲協会は31日、東京・両国国技館で大相撲春場所の番付編成会議を開き、右膝の大けがから再起を目指す元関脇若隆景(29)=本名大波渥、福島県出身、荒汐部屋=ら4人の十両復帰を決めた。若隆景は3場所ぶりの返り咲き。新十両はいなかった。
元幕内北ハリ磨(37)=本名嶋田聖也、兵庫県たつの市出身、山響部屋=は21場所ぶりの再十両。9度目の十両昇進は希善龍と並び最多で、37歳6カ月29日は戦後2番目の年長記録となった。
左肩の故障が癒えた元幕内伯桜鵬(20)=本名落合哲也、鳥取県出身、宮城野部屋=は2場所ぶりで、対馬洋(30)=本名梅野勝満、長崎県出身、境川部屋=は4場所ぶり。